佐藤らて(11/15)、「あたらしい資本主義」

そう、資本主義とは何かが問題となっている。
この社会のほとんど誰もが当たり前のこと、どこまでも続くあり方だと思っていた資本主義。
それがよりによって資本家の代理人である内閣総理大臣から「そうじゃない」と言い出した。
じゃあ、あなたはどう思いますか?
資本主義とは何か?新自由主義とは何か?
少なくとも新自由主義は、出発点もその発生経過もはっきりしている。
それは1981年第二臨調から始まる国鉄分割・民営化という国家的大合理化攻撃、労働運動つぶしから始まった。
この時から労働組合がつぶされ、無力化され、労働者の権利が後退していったわけですが、そのことより、です。
当時の中曽根首相が「目的は改憲だ」と明言した国家的大合理化攻撃に労働運動がどう立ち向かえるのかが問題となった。
ほとんどの労働運動は「しかたない」「どうしようもない」となった。
だから11月7日の労働者集会で高山弁護士は「野党共闘自民党を支える運動だ」と断言した。
「枝野と岸田の言うことはどこが違うのか?」「枝野を支える共産党とは何か?」
要するにどれもが「新しい資本主義連合」じゃないのか?
日本資本主義がミャンマー軍政を支えると糾弾されたとき、その資本主義とは何か?
と、いま、社会の原理が問題となる時代となっている。
それをめぐる大論争が巻き起こる時代となっている、そうは思いませんか。
資本主義学習会をやっています。一緒にどうですか。
秩父の名峰・両神山は「峨々と聳える」という語感の通りの山容をしているのですが、これが実は秩父の周辺いろんなところから見ることができるということを歩きながら発見したのでした。
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