佐藤らて(4/25)、経済制裁は戦争だ

先日、一人で街頭に立っていると、となりで「ウクライナ戦争反対」のスタンディング行動が始まった。

(彼らがビラを配っていないおかげで、私のビラをとってくれる人が増えた*^-^*)

リレートークで、元教員の方のスピーチにびっくりでした。

彼が言うのは「ロシアに経済制裁を強化して戦争を止めよう」!

そして「国内には、ロシアを支持する鈴木宗男議員、制裁をサボタージュする丸亀製麺、ロシアとの貿易を続けようとする東京ガスのような勢力がいる」と経済制裁に与しない連中は戦争加担者だ、みたいな言い方をしていた。

たぶん、彼は心から戦争を止めたいと思い、「軍事」ではなければいいと思っているのだろうけど、相当の混乱です。

そして、もう論理は「挙国一致」になっている。

「従わないやつに注意しろ!」

普通の、たぶん良心的で、ずっと「平和」や「戦争反対」を生徒に語ってきたであろう教育労働者がいま、こんなふうになっているのですね。

はっきり言いますが、経済制裁は戦争そのものです。

1995年、91年以来のアメリカの経済制裁イラクの子ども約58万人が死んだと国連が発表したことがあった。

今度も同じようなことが起きるだろうし、日本はそういう意味で参戦国です。

左翼が賛成するとき、本当に戦争になる!

戦争絶対反対!4・28沖縄デー全国統一行動へ4・28防衛省闘争ビラ(カラー).pdf (blog.jp)

4・29横田基地へデモ220429横田デモ.pdf - Google ドライブ

 

◎東京の東の方に行くとき、人混みの危険を冒してもアメ横に行って魚を買います。1000円も出すと山ほど買えて、刺身、酢漬け、南蛮あげ、一夜干しにできますよ。

佐藤らて(4/19)、「国家の独立」とは

ウクライナ戦争が日本に関係ないなんてことは、やはりない。

それが一番身近に感じられる所が米軍基地だと思う。

まずは自衛隊の装備品が横田基地の米軍機によってウクライナに送られた。

「参戦」というにはまだまだ大げさですが、日本は戦争の一方の側に立ったことはまちがいない。

それも全会一致の総翼賛でやったのだから、相当やばい。

で、一昨日、その横田基地の騒音訴訟をたたかう地元の団体の裁判に向けた講演会があったのでした。

講演は、世界に類を見ない不平等の地位協定について、です。

日本とアメリカの地位協定というのは、同じ敗戦国であるドイツとかと比べても段違いで、超アメリカのいいなりのものです。

これがなぜ?とよく言われますが、私は単純な話だと思う。

戦争責任者が戦後も生き延びたのは日本だけで、それをごまかすための「代償」です。

「日本は植民地か?」

そう、天皇を守るために日本は「植民地」になったのです。

そしてそのしわ寄せを徹底的に沖縄に、ということです。

しかし、横田騒音訴訟団はなかなか集まらないらしいのですが、沖縄では何と3万5566人が騒音訴訟団に加わったという!

それも若い人たちが圧倒的らしい。

この対比は、相当深刻に考える必要があると思います。

4月29日(金)午後2時福生公園集合、2時半~横田基地へデモ220429横田デモ.pdf - Google ドライブ

 

◎「プラトーン」などで有名なオリバー・ストーン監督の「ウクライナ・オン・ファイアー」という映画があります。ウクライナの歴史、ウクライナのネオナチの背後にアメリカがいることを暴いたドキュメント映画です。いやはや、そうだったのか!

佐藤らて(4/13)、左翼が戦争推進勢力となるとき

世界に類がないほど難民をかたくなに受け入れず、日本で生まれた外国人まで国策として徹底的にいじめ抜く日本がウクライナ人だけ受け入れる、

なんてダブルスタンダードがいつまでも続くわけがない、というなかでの入管集会でウクライナ戦争の当事者が登場したのでした。

ロシア人とウクライナ人の両親の間でウクライナのハリコスで生まれ、ロシアで大学を出たモルドバに故郷があるという。こうなると、この人は何人?

どれが「祖国」なんて言えるはずがないですよね。

その「ウクライナ人」が強調したことは、最近彼が読んだというレーニン帝国主義論」なのでした。

私も前に、戦争の原因とは「資本輸出と勢力圏の再分割」だと言ったことがあります。

戦争は、勢力圏をめぐる資本(資本家)の争奪戦。

彼曰く「これを読みながら、いまのことだ!」

そこにある問題は、アメリカ、EUウクライナ、ロシアの資本家の利害としての「祖国」であって、ほんとは労働者にはまったく意味がない。

それなのに、日本の左翼(共産党ということですが)は、ウクライナ国家を守れと言い、それどころかこの戦争に乗じて〝千島列島全部をロシアから取り戻せ〟何てことまで言い始めている。

日本が当事者になる「祖国を守る戦争」の推進役になる一歩手前ですね。

左翼が戦争推進勢力となったとき、本当の戦争になる!

10月23日(土)午後2時~ウクライナ戦争やめろ!集会、デモウクライナ戦争やめろ! 国際反戦デモで世界戦争とめよう! 台湾・中国・沖縄 を核の戦場にさせない!4・23集会デモ (labornetjp.org)

 

◎旧綱島街道沿いに菊名桜山公園という「山」があったのでした。桜山というくらいなのだから全山桜のなのですが、これがすべて八重桜。ちょうど満開です。八重桜の花と葉を塩漬けすると、これがとてつもなく香るのです。

佐藤らて(4/4)、労働者の反戦武装闘争

ロシアでの反戦闘争が報道されていましたが、ロシアの同盟国ベラルーシでも起きているようです。
https://gigazine.net/news/20220320-belarusian-railway-connection-cut/
こちらの方は、武装闘争です。
鉄道労働者がロシア軍のウクライナへの軍事輸送を阻止するために線路を爆破したらしい。
ロシア革命に日本をはじめ世界各国がやった干渉戦争=侵略や反革命軍の反乱に対して鉄道労働者が闘ったことがありました。
やはり、戦争は労働者の動員がなければやれないのです。
2008年イラク戦争の時もアメリカ港湾労組ILWUの26000人の港湾労働者が8時間ストをやってイラク戦争に反対し、イラクの港湾労働組合が国際連帯闘争で応えた。
始まった「戦争の時代」に、いまこそ世界中の労働組合の国際連帯が求められるのではないのか!
日本の私たちにもそういうことがマジに問われる時代が来ています。
ということは、「自民党組合=連合」では、ダメだ!
日本の労働組合、労働運動は、この40年、ついにここまで来てしまった。
何とかしなくちゃあ!
しかし動労千葉は戦時下春闘48時間ストを貫徹したぞ!
闘う労働組合をつくろう!
4月9日(土)16時45分~阿佐谷西公園集合→デモ
4月10日(日)13時半~入管集会(韓国・ミャンマーウクライナからの報告)神奈川公会堂

◎東京の桜は盛りを過ぎましたが、米軍横田基地第2ゲートの中にある桜並木は満開でした。桜の寿命は60年とか。どうやらあの桜は戦後すぐに植えられたものなのか?

佐藤らて(3/14)、誰が「侵略者」なのか?

ウクライナでの戦争が大真面目に核戦争の危機を帯びてきています。
この戦況の推移は、しかし、一方的にプーチン、ロシアだけの問題なのか?
NATOの拡大ということが問題となっています。
なぜ、それが問題となるのか?
これはEUの拡大、つまりソ連崩壊以降一貫して続いてきたEUの「資本輸出と勢力圏の再分割」ということです。
単純に、経済圏の拡大を軍事的にも拡大し確保する、ということだと思う。
これは逆に言えばソ連→ロシアの経済圏=勢力圏の崩壊です。
ほとんど第一次大戦、第二次大戦のときと同じことが起きている。
この時、またしても「民主主義の戦争」があたたかも「正義」みたいな話になっているけれど、本当なのか?
主権国家への侵害」みたいなことが言われているけど、アメリカが戦後延々とやってきた戦争はなんだったのか?
みんな「資本輸出と勢力圏」をめぐる侵略戦争だったじゃないか。
そして、日本はずっと例外なく「アメリカの味方」だった。
そう、「片方の戦争」だけに反対するだけではぜんぜんすまない問題がここにはあると思うのですが、あなたはどう思いますか?
先の話ですが、4月29日には米軍横田基地へのデモを計画しています。世界最大の侵略国家アメリカにデモかけよう!

◎3・11福島デモは、やたらと高校生の声援がすごかった。福島在住の若者6人が東電・国に甲状腺がん原発事故に起因することを認めさせる裁判を起こしましたが、これはとてつもなくすごい動きだと思います。

佐藤らて(2/28)、いまこそ「戦争絶対反対」を叫ぼう

戦争、核戦争に発展するかもしれない戦争が始まった。

いまこそ「戦争絶対反対!」の声をあげよう!

昨日も立川駅で声をあげたのですが、街の空気がビリッと変わっていた。

自作のボードを作ってきた若者が「一緒に立っていいですか」と加わった。

どうやら世界中でものすごい「戦争反対」の行動が始まっている。

私が一番驚いたのがロシアでの動きです。

はじめは1800人とか言っていたロシアでの逮捕者がもう5000人単位になっているらしい。

ものすごい人たちが強権的な弾圧にもかかわらず「戦争反対」行動に動き出しているようです。

戦争は、始まったときというのはたいがい社会は愛国主義で覆われるものであり、弾圧もあるからなかなか「戦争反対」の声は小さいものです。

始まった途端にこうなるということは、これはロシアは再び革命になるのではないか!

「ロシア軍の進軍が予想より遅い」というのは、兵士の厭戦気分があるのではないのか?

そしてロシアだけでなく世界中で「戦争反対」の行動が始まっている。

昨日も「都内には行けないので」と言って署名をしていく人がいた。

誰も黙っていられない。

ということで今日、急きょ三鷹駅武蔵境駅で私が所属する多摩連帯ユニオン三鷹分会で反戦スタンディングをすることにしました。

4時~三鷹駅南口、5時半~武蔵境駅南口、可能な方は短い時間でも一緒にどうぞ。

明日、3月1日は、11時~横田基地第2ゲート前でスタンディング、午後2時~ミャンマー連帯防衛省前行動、午後5時半~新宿南口行動

3月3日(木)6時半~改憲・戦争阻止学習会を立川市女性総合センター・アイム5F第3学習室

 

◎その昔読んだフォーサイス著『悪魔の選択』は、ソ連時代のウクライナ解放運動がらみ小説であった。てっきりソ連の一部だと思い込んできたウクライナで民族解放運動があることを初めて知ったのでした。

佐藤らて(2/21)、戦争をどう受け止めるか

「戦争に反対!」と街頭で声を大にして訴えるのですが、?、いまいち反応がない。

昨日も、他の人はいず知らず、私は3枚のチラシしか受けとってもらえなかった!

ウクライナでは「今にもロシアが侵攻する」とバイデン大統領が連日叫んでいるし、米中も戦争だ、と日米共同の軍事演習が大規模に始まっている。

ところが、どうも、街頭では「何言ってんの?」というか、「そんなの関係ない」という空気が圧倒的。

長年ずっと街頭に立ってきたものとしては、「戦争の危機」がリアルになるほどそうなっているように感じる。

そうは言っても訴えている「戦争の危機」というのは大げさに言っている話ではない。

なんと言っても、今年に入って核保有5か国がわざわざ「核戦争回避宣言」までやっている。

だけでなく、核兵器を持っていない日本は、「軍事費2倍!」とか「外国への爆撃もOK]とか必死になって戦争準備をやり始まっている。

「外国への爆撃」なんてこと、どこが「専守防衛」、「戦争放棄憲法第9条」と整合性があるのですか?

起きていることは、受け止めるにはことが大きすぎる、無理!、ということなのかもしれない。

そういうことを考えさせられましたが、あなたは、どうお考えですか。

ということで、3月3日(木)雛祭りではありますが、立川で「なぜ今、中国との戦争に反対するのか?」学習会です。

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◎立川の街を半世紀近く見ていますが、いま立川はほとんど吉祥寺状態になった。吉祥寺は、中央線で一番街頭宣伝で反応がない街だったのですが、それに立川が追いついた、あんな田舎町だったの!