佐藤らて(2/9)、「始まった戦争」

超がつく感染拡大が続いています。 さて、そんな中、相変わらずデモだ、集会だとやっています。 報告としてはだいぶ遅くなりましたが、2月1日は、ミャンマー軍部がクーデタを起こし、民主派政府を倒した1周年となりました。 以来、ミャンマー全土で軍政に対する国民的な闘いが始まり、1年目の2月1日は全土でサイレントデモがあったと報道されていた。 日本でも、在日ミャンマー人が外務省などへの抗議行動https://www.nippon.com/ja/japan-topics/g02064/ この記事によれば、彼らのデモに「外国の争いを日本に持ち込むな」 「外国人が日本で政治活動をするな」、という声が日本人から浴びせられているという。 何てことを言うのか!! クーデター軍政を支えているのは日本だ、内政問題じゃあないか! そして夕方には日本人が主催する銀座デモ。 このデモでは、在日ミャンマー人青年たちがデモの先頭に立ち、シュプレヒコール。 「フリー、フリー、ミャンマー」「フリー、フリー、アウンサンスーチー」 それにしても、この日、連帯デモはこれだけだったようです。 日本の「民主主義派」の皆さん! ミャンマー民主派の呼びかけに応え、ぜひ連帯行動にたってください<(_ _)> ともかく、ミャンマーでは内戦が拡大する一方のようです。 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6417422 ともこれはもう、日本がかかわる「始まった戦争」ではないのか。 2月13日(日)、「国鉄解雇」から35年、労働者集会へ国鉄分割・民営化から35年 臨調・行革攻撃40年 2・13労働者集会に全力結集を! | 国鉄千葉動力車労働組合 (doro-chiba.org) ◎突然ですが唐宝林著「中国トロツキスト全史」によると、1925年、孫文死後にすぐモスクワに設立された孫文を記念する中山大学は、前年のレーニン死後すぐ始まった「スターリンvsトロツキー」の最火点の一つとなったらしい。校長のラディックは相当に魅力的な人物だったようです。 削除

佐藤らて(1/31)、ミャンマー連帯デモへ

ミャンマーは、いまどうなっているのか?
昨日のBS1は、昨年クーデタ軍に拘束された日本人ジャーナリスト・北角さんを通して現地で闘う若者を追った。
彼の通訳だった若者は「解放軍」に入っていた。
北角さんが言っていた「今どきの若者」だった彼は、武装闘争に入るとき二つを捨てることを決めたという。
一つ、両親・家族、二つ、自分の命。
学生運動のリーダーだった若者も「解放軍」にいた。
はじめは国外の支援(「民主主義国」)を期待していたが、それがないことがわかり、自分たちが闘うしかない、と。
しかし、軍部への政治的、経済的、軍事的に関係を絶ってほしいと切実に訴えていた。
本当にすまない、申し訳ない。
日本がクーデタ軍政を支える最大の政治的、経済的、軍事的支援国なのでした。
こういう姿を見るとき、「闘う」とは何か?ということをあらためて考えます。
昨日、あきる野市公民館主催の日米地位協定講演会があり、そこでの講師の訴えは、
「日本の平和は、日本が戦場にならなかったということ。日本はずっと戦争への出撃拠点だった」
そんな社会で誰もが「平和を」と言っていた。
それも大切かもしれないけど、いま、あらためて、行動をおこしましょう!
明日、2月1日(火)11時~横田基地スタンディング。
さらに18時半~日比谷公園霞門集合、ミャンマー連帯デモ。
「今どきの若者」のように銃をとれないかもしれないけど、声は出そう!
五日市線東秋留駅から坂を登ると原っぱが広がるのですが、そこから馬頭刈~大岳~奥の院~御獄、そしてさらに川苔から武甲まで見渡せる。奥多摩山系の中心点にあるのが私が好きな保仁田で、そのことがよくわかる角度です。

佐藤らて(1/25)、大敗続き

今年に入り、私の国鉄署名は大敗が続いています。
昨日も思い切って西武線でやってみたが、2時間0筆、とほほ。
もともと、もはや「誰も知らない国鉄署名」、とれなくても仕方ないと思っていたとはいえ、です。
昨年は次第に応ずる人が増えていたのに、今年に入ってからガタッと反応がなくなった。
もちろんコロナもあるでしょう。
しかし、それだけなのか?
と、ここに沖縄から報告が届いた。
名護市長選が本土のマスコミでも大きく伝えられる渦中です。
今年の「沖縄返還50周年」の5・15に向けて昨年から全国結集の取り組みが続けられてきていた。
第2次現地闘争が1月23~24日があったのでした。
学生たちを中心とする街宣活動に右翼が退去押しかけ(右翼街宣車7台)妨害行動をしてきたらしい。
名護市長選情勢なのでしょう、激しくなってきているのですね。
それにしても沖縄、名護で辺野古基地建設を争点としない選挙なんてあるのだろうか。
もはや基地建設どころか再び沖縄を戦場にすることが超リアルな情勢となっているのに、それをごまかしてどうするのか?
1945年、戦争責任のごまかしから始まっている「ごまかし国家」。
国鉄」もそうですが、原理・原則、断固これを揺るがせないぞ、どん!
1月29日(土)18:30~ミャンマー連帯集会、亀戸文化センター5F
◎大昔、組合の旗を右翼集団が引き下ろそうとするのを見つけて一人で抗議をしたことがあったのでした。その時の右翼メンバーが興奮して言ったのが「おれたちは命をかけているんだ」だった。その程度のことで「命をかける」なんて言葉が出てくるが戦後日本の右翼なのですね。

佐藤らて(1/18)、軍艦をトンガへ

今日から国会が始まり、恒例国会前闘争でした。
「恒例」とはいえ、何と言っても今年は激しい!
1月3日には核保有国5か国が「核戦争回避の共同声明」。
これで「核戦争回避」されてよかった、ではなく、そんな危機があるのか?!です。
さらに1月7日には日米外務・防衛担当閣僚会議で「南西諸島をまるごと戦場化する新たな作戦計画」を策定した。
どうやら、そんな危機がありそうです。
そんな中、岸田首相は「年明けから憲法改正議論を加速する」と宣言していた。
今日から国会が始まり、恒例国会前闘争でした。
「恒例」とはいえ、何と言っても今年は激しい!
相当ヤバいのです。
ということで今年は激しい年になること、ほぼまちがいなしです。
さて、で、首相官邸前を通ったら何やら日の丸を掲げた女性グループがいたので、ついうれしくなって話を聞きにいったのでした。
のっけから「私はトランプ支持派です」と言うし、マスクもつけていなし、これはてっきり新型右翼、だな。
ともかく「がんばってくださいね」と言って別れてから、もらったビラをよく読んでみると、これが正真正銘の「憲法改正反対」なのでした。
これはどういう現象なのか?
おそらく、国会前に集まる人たちのような旧来の枠組みのまんまではないところで、今いろんな思潮がある意味ぐちゃぐちゃになりながら生まれているのではないか。
いまや岸田首相も認める「新自由主義の崩壊」とは「資本主義的社会の仕組み」の最後的崩壊です。
新しい時代には新しいイデオロギーと行動を!
2・1ミャンマー連帯行動の前に1月29日(土)18時半~ミャンマー連帯集会(亀戸文化センター5F)

◎トンガの人たちがどうなっているのか心配ですね。まだぜんぜん現地の情報が伝わってきていないみたいだ。ニュージーランドが軍用機を飛ばすとかと言っているようですが、自衛隊をはじめ世界中の軍艦、軍用機のすべてをただちにトンガに集中しろ!

佐藤らて(1/11)、自衛隊はミャンマーから手を引け

このところ連続して「国鉄1047名解雇撤回」署名をやってます。
ほぼ例外なく「まだやってるの?」と言われる。
そう、まだやっているのです。
それだけじゃあなく、「そんなにやって意味あるのか」とも言われる。
確かに!
ほんとに意味あるのか?
闘い続けることに意味あるのか?、誰でも思うことだと思う。
そう言われるのも無理なく、1987年の解雇以来もう35年目となる。
ところで、ミャンマーです。
1988年の時のクーデタで日本をはじめ世界中に亡命したミャンマー民主派の人たちもほぼ同じ時代を闘い続けてきた。
彼らも「意味あるのか?」と問われ続けて、またしても昨2021年に軍事クーデタが起きた。
ここにある二つの問いかけは別々のものなのか?
そのミャンマー問題、ミャンマー軍の留学生をクーデター後も自衛隊が受け入れていたということが判明した。
オーストラリアは語学プログラム援助さえ絶ったのに、自衛隊は軍事訓練をやっている。
日本が最大のミャンマー軍政の後援者だと言われてきたけど、それは経済的なことだけじゃあなかった!
こうなったらミャンマー国軍問題ではなく、日本問題ではないのか?
日本の労働者は、黙っていられるのか?
2月1日、クーデター1周年にミャンマー連帯闘争へ!
◎八王子に「鑓水」という地名がある。八王子と町田の境近くの峠です。この地名は、斜面に竹筒を打ち込んで飲料水を得るやり方が語源らしい。その鑓水峠の頂上から奥多摩が一望され、その角度が東京方向からと異なり、実に新鮮なのでした。

佐藤らて(1/3)、実力闘争の2022年へ

2022年元旦の横田スタンディングでは、今年も新たに騒音訴訟を開始するという訴訟団・福本道夫さんがいつになく怒り、熱く訴えていた。
昨12月28日、那覇地方検察庁が蝶類研究者・宮城秋乃さんを在宅起訴したことへの抗議だった。
宮城さんという方は、仕事柄なのか、返還された米軍北部訓練場跡地の森を踏査し、これまで米軍廃棄物を採取してきているらしい。
2000発以上の空包、手投げ弾、野戦食、放射性物質コバルト60を含む電子部品等々。
こういうのを米軍も日本政府もずっと放置してきていた。
それを彼女が公開するたびに、沖縄タイムス琉球新報が繰り返し報道してきたらしい。
で、彼女が高江の米軍北部訓練場メインゲート前の道路にそれを公開したことを「威力業務妨害、道交法違反」だと、彼女の自宅の家宅捜索、パソコンなどの押収、起訴とやった。
東京にいる私は、恥ずかしながら、こんなことぜんぜん知らなかった。
福本さんがこんな検察庁のあり方を「私はいつも日本は植民地だと言ってきたが、それ以下だ!」と弾劾していましたが、まさに!
言うまでもなく高江のあたりはかの「ヤンバルの森」です。
辺野古の海もヤンバルの森も戦争の前には「へ」でもない。こういうのが「土地規制法」です。
今年2022年は「沖縄復帰50年」、またしても沖縄は戦争に向かっている。黙っているのか、黙っていられるのか?
2021年は渋谷暴動闘争から50年でしたが、あらためて実力闘争で闘う秋がきています。
 
◎2017年、名護から高江まで歩いた。真喜屋あたりの「最後のコンビニ」をすぎるとぐっと人口が少なくなっていくのだけど、太平洋側の東村へと横断してもそこは「森」ではない。「ヤンバルの森」が本格化するのは高江からさらに北の方です。「森」を垣間見れるのは辺野古~名護かな。

佐藤らて(12/28)、奔流のようなデモを

今年最後のデモ、東京入管抱囲デモが26日(日)に闘われた。
その2日前、ウィシマさんの妹さんの訴えが東京新聞にも報道されていた。
同じく東京新聞は、ミャンマー人実習生が職場のあまりの奴隷労働を訴え、難民申請を訴える記事が出ていた。
デモ出発前の報告でも、今でも入管では暴行が絶えない現実があるという。
入管を二周するデモでは「年内に全員を出せ!」を叫んだのでした。
あらためて、なぜ私たちはデモをやるのか?
よく、デモなんてやっても変わらないよ、という意見を聞くけれど、私はやる。
決して黙らない、小さくても声を上げる、あげ続ける。
団結を呼びかけ続ける。
小さな流れもいつか必ず奔流となる。
来年はそんな年になると私は密かに予感しています。
職場のストライキと結合した奔流のようなデモを、みなさん、一緒にやろう!
来年は、新年早々から連続闘争ですが、どうですか、ご一緒に!
1月1日(土)、毎月1日恒例の横田スタンディングは横田基地第2ゲート前11時集合です。
その前に、9時半~昭島駅北口で星野さん国賠訴訟署名活動。
さらにその前は、全国一斉郵便局に郵政労働者へのビラまきです。
究極的な民営化職場となった郵便局は非正規職であふれ、矛盾が全部彼らに押しつけられている。
JP労組は、どこまで労働条件を売り渡すつもりのか!」というビラを届けたい。
朝6時~、お近くでやってくださる方がおいででしたら、ぜひお連絡を。
◎「国際帝国主義の戦後世界体制の根底的動揺」というフレーズを聞いたことはありますか?それを今から60年前に宣して社会そのものを揺るがしていったのが1962年革共同第3回大会2報告だった、と『序局』第27号にその第2報告を書いた当人・清水さんがあらためて資本主義の打倒を呼びかけています。