佐藤らて(10/18)、繁沢前副委員長

昨日の「青年労働者交流集会」は動労千葉前副委員長の繁沢さんの「新自由主義と闘う労働組合はつくれる」という講演、討論でした。
「前副委員長」というのは、じつは動労千葉は先日の大会で新体制、組織の若返りを果たした。で、繁沢さんに「前」がついたというわけです。37歳の書記長が誕生した!
いまどきどの組合を訪ねても「役員のなり手がいない」という声を聞かないところはないほどです。
日本の一流企業の正規職組合、しかもゴリゴリに闘う労働組合に新しいリーダーが生まれた。これは半端じゃない。
動労千葉は、大半の組合員が定年を迎え、みんな下請け企業に入って慣れない仕事にとりくみ、そしていま、職場の多数派組合になろうとしている。
JRの下請け企業には、もちろん会社派組合があるんだけど、その組織化をやっている。
ちょっとでも組合活動をやった人はわかると思いますが、これは相当大変なことです。
しかし、誰もが「資本主義」「新自由主義」を問うこの時代、このことが課題であり、焦点になっているのだと思う。
これに答えを出すかどうか、いや、その課題に挑戦するかどうか。
これで「右か左か」が決まると思う。
たとえば、関生に弾圧があったら辻元さんたち(立民)はさっと離れ、立民に社民党から分裂していったら半年後には国民投票法が改悪された。戦争と労働運動の問題はセットなのです。
この二つのことを、青年労働者たちはシニアの私から見ると熱く語っておったのでした。
彼らの実践的結論は、もちろん11・7労働者集会へ!
11・7は、韓国民主労総と共同開催なのですが、ゼネストを構える彼らにいま大弾圧。民主労総との連帯し韓国大使館抗議行動へ。
10月20日(水)午後3時半、「麻布十番駅」1番出口集合。
 
◎明日は総選挙告示。総選挙なんて何十年も投票したことのない私ですが、しかも誰よりも激しく社会党のことをぼろくそに言ってきた私ですが、分裂に矜持を守った彼らに敬意を表しようと思っておるのです。